2013年02月25日
ロデオマシーンのある店
ナナプラザ4階の元カーニバル跡地にできたローンスターは、踊り子がカウガールの衣装です。
カウガールといえばソイカウボーイの呼び込みの定番衣装ですが、あれと同じ白と青の衣装で、回転舞台で踊っています。
若くて細身の子はなかなか様になっていますが、中には牧場の飯炊きおばさんのような、員数合わせとしか思えない人も混じっていました。
舞台の対面には牛の形をしたロデオマシーンがあって、女の子が乗ってぐるぐる回っていました。
やってみないかと誘われましたが、ジェットコースターで悪酔いする私にはとても無理なので断りました。
ロデオマシーンの周りには安全用の分厚いマットがしきつめてあり、はね飛ばされても怪我しないようになっています。でも私が乗ると、はね飛ばされる前に、船酔いでグロッキーになりそうです。
というわけで、カウガールの衣装が気に入ったので別の日にまた見に行ったら、その日はカウガールのチョッキを脱いで、下のブラウスだけで踊っていました。時間帯で衣装を替えるようです。
でもカウガールはチョッキがないと、間が抜けて、面白くもなんともないです。
どうやらカウガールのことがあんまりよくわかっていない店のようです。
■関連する話(検証済み)
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2013年02月23日
GOGOバーで働く母娘
ナナプラザの廊下をフラフラ歩いていたら、とある店でファランの酔っ払い集団が乱痴気騒ぎをやっていたので、おもしれえと見物がてらに入ったのでした。
すると目の据わったヘーシンクみたいなやつがビール瓶片手にいきなり握手を求めてきました。素直に応じて、仁義だけは切っておきます。
席につくと、ママさんが勝手に女の子をつけてきます。普通は断るのですが、乱痴気騒ぎは一人ポツネンと見物するより誰かと一緒のほうが様になるし、女の子も小柄でまあまあ可愛いい顔だったのでコーラ付きでOKしました。
店の名前をよく確かめないで入ったので、店の名前を聞くと、
「メエ!」
とママさんを呼んで、
「店の名前なんだっけ」
と聞いています。
オイオイ、自分の店の名前も知らないのかよ。
この辺から、いくらタイでもこの子はなんだか「?」だぞと思い始めたわけです。
「働いてどれくらいになるの」
「一ヶ月」
きのうきょう入った新入りでもないんだろ…。????
ファランの乱痴気騒ぎはどんどんエスカレートして、回転舞台に上がったり、ポールによじ登ったり、やりたい放題です。
見物にかまけて女の子をほっておいたら、ママさんが
「アーオ、クイカンノイ、スィ」(オラ、はなししな!)
とハッパをかけてきます。
自分からは話しかけてこない子だし、顔も体も小さいので、歳を聞いてみました。
「〇〇」
なんだそういうことか―。
未成年咽喉条例に激しく引っかかる年齢です。
「その歳でこんなところで働いちゃだめでしょう」
おじさんとしては、お子様にはお説教モードにならざるをえません。
「いいの。建物の外には出ないし、お母さんと一緒に働いてるから」
「お母さんてどれ」
指差したのは店のママさん。
「あれ、本当のメエなの?!」
「うん」
そういうことですか。
さっき「メエ!」と呼んだのは、店の「ママ」じゃなくて、「お母さん」だったのね。
きっと何でもお母さんに言われるままにやっているのでしょう。店の名前を知らなくても、つとまるわけです。
しかしなんなんでしょうか。いくら同じ店とはいえ、まだ反抗できない自分の子供をGOGOバーで接客させる母親って。
夜遊びの少しばかり見たくない面を見せつけられた夜でした。
後日談:この店は摘発を受けました。
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