2013年03月08日
ビルボードの泡風呂情報
ナナプラザ3Fのビルボードは、以前は舞台が2つありましたが、1つをつぶして、パタヤ名物の泡風呂(シャワーショー)を取り入れています。
店に入ると、舞台と泡風呂の間がムダに離れているので、最初どっちに行くか迷いますが、とりあえず中央のテーブル席に座れば、首を回すだけで両方見れます。
泡風呂は若い子が3人(というかおばさんが入っていても誰も見ないと思うので)、肝心な箇所をしっかり泡で隠して踊っています。
周りには、見たいけどもふだんは見てはいけないものが堂々と見れるというので、たがのはずれた顔をした男共が取り囲んで見ています。
隣で感動の余りか微動もせず座っていたファランのおじいさんに、英語で
「こういうのは日本にもありや」
と聞かれました。
「否。思うにタイだけ也」
と答えましたが、日本にもあると答えたら、日本にまで行くつもりだったのかもしれないです。
若い泡っ子の中でもさらに若い、どう見ても巳成年がいるのでタイ語で歳を聞いたら、22とか20とか、デタラメを言われました。どうやら警戒されたようです。
それ以来泡風呂で歳を聞くのはやめにしました。
歳を聞くのはやめたけど、ほかのことは聞くだけタダなのでやめません。
3月5日は開店2周年の記念日で、ビールだけ2本目がただというサービスがありました。
ついついつられてカクテルにさらにビールを2本飲み、すっかり酔いが回った結果、すけべおやじ全開となりました。
手近にいた泡っ子に
「チャップ ノム ダイマイ?」จับนมได้ไหม(乙牌触っていい?)
と聞くと、
「ペーン」(高いよ)
「ペーン ヤンガイ」(どのくらい)
「ペーン マーク」(ものすごく高いよ)
どうも脈がないので、別の子に同じ質問です。
「コーラーな」
コーラをおごれば触らせてもらえるようです。
念のため3人目にも聞いたら同じ答えだったので、コーラをおごれば乙牌が解禁になるというシステムのようです。
してみると最初の子は
「こんなおやじ、1億円でもイヤ」
の口だったようです。
これが世に言うおやじの悲哀です。
もっともあんな小さなのは最初から触る気もないので。聞くだけタダなので。
というわけで、今日は300バーツ(カクテル150+ビール2本150)ですっかり酔って、可愛い子とお話もできて、開店記念日さまさまでした。
■関連する話(検証済み)
2012/12/10 ラスベガスとビルボードのショーはどうなったんだ!
2013年03月03日
禁酒日のスクムビット路上の男女模様
昨日はバンコク知事選挙(2013年)の前日で、禁酒日でした。
GOGOバーは休みだし、行くところもないので、顔なじみのアソークの屋台の後ろから、行き交う人々を眺めて時間をつぶすことにしました。
今夜はこの界隈では酒が飲めないせいか、人出も少ないです。
夜11時、いつもなら歩道の両側に花ざかりの個人営業の皆さんも、チラホラ見かけるだけ。
人手が少ないのを見越して休業したのか、それとも今日は行き場のない野郎共で需要が急増して、早々と収穫されてしまったのか。
そんなことをぼんやり考えながら、たまに通って行く女を屋台のおやじと一緒に、頭のてっぺんから足元までジロジロ見ながら、「今のは美人だ」とか「それほどでもない」とか、下らないことを言い合っていると、おやじの知り合いの女はわざとシカメ面をして通ったりして、なかなか飽きない暇つぶしです。
ソイカウボーイの休業を知らずに行ってあぶれたらしい野郎共が、三々五々戻ってきます。
中で目立ったのが黒い人と白い人の混じった長身4人組。うかぬ顔で戻ってきて、ちょうどすれ違った派手な個人営業の方を呼び止めて、全員参加の商談をはじめました。
4対1でいったい何の商談なのか、なかなか終わりません。もしかしたら4対1対戦の提案で、受ける方もはじめてなので戸惑ったのかも。
大きな体で狭い歩道をふさいで延々とやっているので、完全に通行の邪魔です。でも当人たちは頭に血が登っているようで、そこまで配慮する余裕はないようです。
屋台のおやじがたまりかねて
「クワーンターン!」ขวางทาง(通行の邪魔!)
と、妬みと嫌みの混じった大声を出しています。
むさ苦しい商談がやっと成立して、女を取り囲んでナナ方面に引き上げて行きました。本当に4対1になったのか、それともさらに員数合わせに行ったのかは、定かではないです。
むさ苦しい奴らがいなくなった後にやって来たのは、アジア系のシャチョーお一人様。
帰宅途中らしい派手目の素人2人組を手振りで呼びとめようとして、逃げられています。
こっちも頭に血が登って、見境がなくなっているようです。
面白いので見ていたら、しばらくウロウロして獲物を探していましたが、ここは不漁だとわかったようで、タクシーでどこかへ行こうとしています。パッポンかもしれないですが、パッポンなら逆方向なので何台かに断られ、やっと約定できたタクシーで去っていきました。やれやれ。
そうこうしているうち、真夜中を過ぎると人通りもまばらとなり、売れ残った歩道の花もタクシーを呼び止めて続々帰宅して、がらんとして来ました。
そろそろ屋台も看板だそうで、引き上げることにします。
普段は通り過ぎるだけのスクムビットの路上ですが、今夜は禁酒日のせいでじっくり生態を観察できて、有意義な夜でした。
■関連する話(検証済み)
2012/09/23 GOGOバー開店風景―ナナプラ編
2012/09/08 日本円見せろオラオラ詐欺
2011/09/13 さよならはダンスの後に
2011/05/13 駅でデート
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夜11時、いつもなら歩道の両側に花ざかりの個人営業の皆さんも、チラホラ見かけるだけ。
人手が少ないのを見越して休業したのか、それとも今日は行き場のない野郎共で需要が急増して、早々と収穫されてしまったのか。
そんなことをぼんやり考えながら、たまに通って行く女を屋台のおやじと一緒に、頭のてっぺんから足元までジロジロ見ながら、「今のは美人だ」とか「それほどでもない」とか、下らないことを言い合っていると、おやじの知り合いの女はわざとシカメ面をして通ったりして、なかなか飽きない暇つぶしです。
ソイカウボーイの休業を知らずに行ってあぶれたらしい野郎共が、三々五々戻ってきます。
中で目立ったのが黒い人と白い人の混じった長身4人組。うかぬ顔で戻ってきて、ちょうどすれ違った派手な個人営業の方を呼び止めて、全員参加の商談をはじめました。
4対1でいったい何の商談なのか、なかなか終わりません。もしかしたら4対1対戦の提案で、受ける方もはじめてなので戸惑ったのかも。
大きな体で狭い歩道をふさいで延々とやっているので、完全に通行の邪魔です。でも当人たちは頭に血が登っているようで、そこまで配慮する余裕はないようです。
屋台のおやじがたまりかねて
「クワーンターン!」ขวางทาง(通行の邪魔!)
と、妬みと嫌みの混じった大声を出しています。
むさ苦しい商談がやっと成立して、女を取り囲んでナナ方面に引き上げて行きました。本当に4対1になったのか、それともさらに員数合わせに行ったのかは、定かではないです。
むさ苦しい奴らがいなくなった後にやって来たのは、アジア系のシャチョーお一人様。
帰宅途中らしい派手目の素人2人組を手振りで呼びとめようとして、逃げられています。
こっちも頭に血が登って、見境がなくなっているようです。
面白いので見ていたら、しばらくウロウロして獲物を探していましたが、ここは不漁だとわかったようで、タクシーでどこかへ行こうとしています。パッポンかもしれないですが、パッポンなら逆方向なので何台かに断られ、やっと約定できたタクシーで去っていきました。やれやれ。
そうこうしているうち、真夜中を過ぎると人通りもまばらとなり、売れ残った歩道の花もタクシーを呼び止めて続々帰宅して、がらんとして来ました。
そろそろ屋台も看板だそうで、引き上げることにします。
普段は通り過ぎるだけのスクムビットの路上ですが、今夜は禁酒日のせいでじっくり生態を観察できて、有意義な夜でした。
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