2011年02月25日
初級編:GOGObar番号札が見えない時#2

番号札が小さくて見えなかったり、コヨーテのように番号札を最初からつけてないとき、どうやって呼べばいいのかという前回の話の続きです。
あらゆる舞台は流転します。
掘り出した宝石が端から数えて3,4番目に自然に流れて来るまで、気長に待ちましょう。
射程内に入ったら、すかさず給仕を呼んで、指差して「何番目の子」と指定します。
3番目なら、
[riek khon thii 3 thii] เรียกคนที่สามทีี (3番目の子呼んで)
[リエック コン ティー サーム ティー]
際立った特徴があれば付け加えると、もっといいです。
ちっちゃい=[tuwa lek] ตัวเล็ก [トゥワレック]
ぽっちゃり=[tuwa yai] ตัวใหญ [トゥワヤイ](「ウアン(=デブ)」よりも礼儀正しい言い方です)
細身=[phɔɔm] ผอม [ポーム]
長髪=[phom yaoyaao] ผมยาวๆ [ポムヤオヤーオ]
目が大きい=[taa too] ตาโต [タートー]
色白=[phiu khaao] ผิวขาว [ピウカーオ]
黒髪=[hua dam] หัวดำ [ホワダム]
金髪=[hua thɔɔng] หัวทอง [ホワトーン]
身体各部のタイ語発音はこちらで
(今日は美人の先生ですが、顔に見とれてないで、口の形を見るんですよ!)
ところで女の子を呼ぶとき、「あの可愛い子」とか「あのきれいな子」とか言いたい気持ちはよくわかりますが、それはあなたの主観ですので、
[khon thii naarak yuu noon] คนที่น่ารักอยู่โน่น (あそこの可愛い子!)
[コン ティー ナーラック ユーノーン]
とか言っても、おそらく
[khrai koo naarak] ใครก็น่ารัก(みんな可愛いけど)
と突っ込まれると思います。
(まだ言ったことがないので、単なる想像ですが)
想像ついでに、もう卒業しましたが元給仕のJOYちゃんだったら、
[chan eeng naarak kwaa na] ฉันเองน่ารักกว่านะ (あたしの方が可愛いわよ)
とか言いそうです。
紆余曲折はありましたが、なんとか呼ぶのに成功したら、次回は彼女との会話です。
自分から呼んだのだから、気合を入れてやりますよ。
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2011年02月18日
初級編:GOGObar番号札が見えない時

せっかく苦難の日々を乗り越えて宝石を掘り当てたのに、番号札が小さくて見えなかったり、コヨーテのように番号札を最初からつけてないときは、どうやって呼べばいいのか、途方にくれたくなりますね。
そもそも、あのゴーゴーバーの女の子の番号札、なんであんなに小さいのでしょうか。
暗い照明であんなに小さいと、私のように目が悪いオジサンにはつらいものがあります。
「暗くて見えねんだよ!」(タイ語はこちら)
とキレたくなる気持ちが少しは理解していただけたでしょうか。
解説:
実は「見えない」のタイ語は2通りあって、
[mɔɔng mai hen] มองไม่เห็น :「見ても見えない」=何も見えない
[duu mai ɔɔk] ดูไม่ออก [ドゥーマイオーク] :「見ても識別できない」=見えるけど、細かいところまではわからない
番号札が小さくて見えないときは、[duu mai ɔɔk] の方を使います。
なので給仕に
[bəə arai kha] เบอร์อะไรคะ [ブーアライカ] (何番ですか)
と聞かれたら
[duu mai ɔɔk] ดูไม่ออก (見たけど見えなかった)
と答えます。
こういう言い方なら、「努力したけど結果が出なかった」という、真面目な?ゴーゴーバー愛好家のひたむきな気持ちがヒシヒシと伝わります。
給仕も、こんな真面目な?お客さんならと、真剣に応対してくれる―
かどうか、そこまではわかりませんが。
この[mai ɔɔk] ไม่ออก はいろいろ応用がききます。
[aan mai ɔɔk] อ่านไม่ออก =読めない(タイ文字を知らないから)
[fang mai ɔɔk] ฟังไม่ออก= 聞きとれない(タイ語になれていから)
[phuut mai ɔɔk] พูดไม่ออก =声が出ない(口に物が入ってる、または風邪などで)
(解説終わり)
いつも思うのですが、ゴーゴーバーは番号を呼ばれてナンボの商売なんだから、プロ野球みたいに背番号制にしてもいいんではないでしょうか。
(中には背中で勝負する子もいるだろうから、背番号はダメですか)
じゃあミスコンテストのようなタスキはどうですか。
(踊りで勝負する子には、あんなチャラチャラしたのは邪魔かな)
じゃあ腕章なら文句は出ないでしょう。
(腕章は見る人によっていろんな思惑があるので、やっぱりダメかな)
妄想はこれくらいにして、どうやって呼ぶのかという話でした。
かぶりつきまで行って指差したり、手を引っ張って略奪する人を見かけたことがありますが、せっかくタイ語ができるのだから、あんまりバタバタしないで、どっしり腰を落ちつけて、まずは優雅にグラスで口でもしめらせて、差配(さはい)にたけていると思わせる、大人(たいじん)の風を吹かせましょう。
(「大人(たいじん)は妄想しない」というツッコミは、なしでお願いします)
実際にどうやるかは、次回でやります。
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2011年02月13日
初級編:GOGObar指名の仕方

「うる星やつら」をかわしたり、押し返したりして、ようやく気に入った子が見つかったら、いよいよ指名の仕方です。
舞台で踊っている子を呼ぶときは、まず給仕を呼び、番号を伝えます。
給仕の呼び方は、遠くにいれば手を上げるだけで来てくれますが、すぐ近くにいてよそ見をしている子には、
[nɔɔng] น้อง (意味は「年下の男女」) 発音はこちら
と呼びかけます。
発音が正しければ、大音響の中でもピキッと通ります。
(聞こえないからといって、つっついたり、服を引っ張ったりするような、はしたないまねはしてはいけません)
給仕が来たら、
[riek bəə 69 thii] เรียกเบอร์69ที (69番呼んでちょうだい)
(riek=呼ぶ;bəə=番号;thii=~してちょうだい―くだけた命令形―発音はこちら)
[リエック ブー 69 ティー]
解説:
「ティー」の代わりに、普通の頼みごとに使う「ドゥアイ」ด้วย や「ハイノイ」ให้หน่อย でもいいのですが、女の子を呼んでもらうのは頼みごとではなく、ゴーゴーバーのシステム上、客としての当然の権利の行使なので、「ティー」くらいで丁度いいだろうと、勝手に判断して使っています。
(客風を吹かすことができるのは、ここまでかもしれませんので)
ところで番号札が遠くて見えないときや、そもそも番号札がないときは、どうしますか。
(コヨーテは、呼んで欲しいのか欲しくないのか、なぜか番号札をつけていない、営業方針がよくわからない店がありますね)
この場合はちょっと頭をひねらないといけないので、それを次回やります。
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2011年02月10日
GOGObar一か八か

ゴーゴーバーの作法にかなった女の子の呼び方は、まずタイ語を使うこと。
女の子の番号も当然タイ語で言います。
タイ語の数の発音で難しいのはエット(1)とペート(8)の違いですね。
この二つ、声調と末子音はまったく同じだし、音も似ているので、誤解されやすいです。
例えば番号のスィップエット(11)とスィッペート(18)、発音が悪くて誤解されたら、お月さまの代わりにスッポンが来たりしますので、あだやおろそかにはできません。
「そんなのもう出来るよ」というあなたは、以下は読むだけ時間のムダですので、このランキングバナーを押して、他のあまたある夜遊びブログを読みに行ってください。
さて、まだ出来ないあなたには、今まで誰も教えてくれなかったであろう(私もそうでした。ある日突然ひらめきましたので)、一発で出来るようになる技を無料で教えます。
この二つ、はっきりした違いは、口の形というか、ベロの見え方です。
ベロが舌先だけチラッと見えるのがエット、モロに見えるのがペートです。
百聞は一見にしかず、こちらで、顔よりも口が妙にセクシーな女先生の、ベロだけ見てればわかります。
わかりましたか。
まだピンと来ない人のために、特別サービス。
横から見た「ペート(8)」の口。口の中もろ見えです。これくらいあければ合格。

さて、重要な発音をマスターしたところで、お待たせしました、次回は実際にタイ語を使って、女の子を呼びます。
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2011年02月06日
GOGObarでキレた話後編
あんなことがあった日の翌日、ほとぼりがまだブスブスくすぶっているさなか、実はまた同じ店に行きました。
「なんでそんな店、また行くんだ」という疑問は当然です。ゴーゴーバーは星の数ほどあるのにね。
実はというか、早い話が、あの後誰も寄ってこなくなったので、それを幸い、じっくり踊りを鑑賞していたら、ひな?にはまれな宝石を掘り当てて、一人で幸せな気分になれたものですから。
(ほらね、だから一人でいたいんだよ!)
その話は置いといて、とにかくもう一度幸せになりたくて再訪した次第なので、ご理解をお願いします。
というわけで席につくと、きのうのボッタクリ姉妹の姉貴分の方、予想外の行動に出てきました。
一人でフラフラ私の席までやって来て、突っ立ったまま、うらめしそうな顔で、
[Niyai, wanni koo mai liang, chai mai] วันนี่ก็ไม่เลี้ยง ใช่ไหม
(ニヤーイ、今日もおごってくれないんでショ)
(wanni=今日;koo=も;liang=おごる; chai mai=でしょう)
きのうとは打って変わった殊勝な態度です。
(折り合いをつけにきたのか?)
(相手に取って不足はないが、まあ、昨日の敵は今日の友ともいうし)
(それに名前も覚えてくれたし、たまにはおごってやるか)
今つらつら思うに、あの姉貴分、私の、本当は女に弱い性格を見抜き、それに合わせて戦法を切り替えてきたのかもしれません。そうだとしたら、百戦錬磨どころか、天才的な呼び込み嬢だったということになります。
少なくとも、また来るかどうかもわからないのに、一見の客の名前まで覚えるプロ根性は見上げたものです。これはやはり百戦錬磨の鍛え上げた技でしょうか。
今回は、勝ったつもりが、実は手玉に取られたのはこっちの方だったのかも知れません。
(「今回は」じゃなくて、いつもそうだろうって?)
(まあそういう言い方もあるので、言われる前に自分から言っときます)
次回は気に入った女の子の、GOGOの作法にかなった呼び方をやります。
番号は299まで、タイ語で言えるようになっていてください。
300以上の番号は見た記憶がないので、必要ありません(GOGOの世界ではね)。
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2011年02月01日
GOGObarでキレた話前編
ソイカの某有名店にはじめて行った日でした。
その店で日本人がボラれた話を何回か聞いていたので、入る前から背中がヒリついていたのを覚えています。
暗幕をくぐると、挨拶も何もなかった呼び込み([reception] รีเซฟซั่น)の赤服娘が二人、暗がりの中を何かの妖怪のようにテケテケついてきます。
「なんだ?こいつら」
と思っていたら、勝手に両側に座り、勝手に自己紹介をやり、勝手に飲み物をおねだりです。
その間当方に発言許可が与えられたのは、名前を聞かれたときだけ。
姉貴分と妹分という、まさにドラマのような典型的凸凹コンビでした。
(ははあ、この店でボラれた人は、この雰囲気に呑まれたんだな)
(二人掛りでこんな両側から攻められたら、ヤラれる人はヤラれるんだろうなー)
(こっちはそうはいかないぞ。ダテに歳はくってないからな)
おねだりに対しては、天井向いて一喝。(なぜ天井向いたかは、「GOGObarでNOと言う」参照)
「メダーイ」(だめ~)
飲み物攻撃はこの一言で撃退しました。
しかし敵もさるもの、第二次攻撃を用意していました。
「どの子がいい?」攻撃です。
それも二人なので、両側からはさみうち。
しかしこの両翼二人掛かりというやつ、この店(どの店か、知ってる人はもうわかったと思いますが)の得意技なのでしょうか、かなり手こずりますね。
そっぽを向くこともできないし、交互に(ときに同時に)話しかけてくるので、気が散ってしょうがない。

(実は私こんな顔なんです)
ひとときもゆっくり踊りを鑑賞させてくれません。
温厚な私ですから、しばらくはガマンしましたよ。
[diao kɔɔn si] เดี๋ยวก่อนซิ (ちょっと待ってよ)
[ディアオコーンスィ]
とか
[khoi khoi khit] ค่อยๆคิด (ゆっくり考えるから)
[コイコイキッ]
とか。
でも一向に十字砲火はやまないので、
(もしかして、飲み物をおごらないから、意地悪で邪魔してるのか?しかも二人掛かりで)
と考えたら、いかに温厚な私もついにキレました。
[man mɯɯt! mɔɔng mai hen] มันมืด มองไม่เห็น (暗くて見えねえんだよ!)
をやりました。
すると、さすが姉貴分、百戦錬磨の強者でした。負けていません。
[lɛɛu, pai ao fai chaai maa] แล้่วไปเอาไฟฉายมา (じゃあ、懐中電灯持ってくる)
(lɛɛu=じゃあ;pai ao ~ maa=~を取ってくる;fai chaai=懐中電灯)
と言い返し、席を蹴りました。
でも口だけで、二度と来ませんでした。(ホッ)
この話、後日談というか、翌日談があります。GOGOバーマニュアルにない、想定外の展開が待っていました。
後編を乞うご期待。
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暗幕をくぐると、挨拶も何もなかった呼び込み([reception] รีเซฟซั่น)の赤服娘が二人、暗がりの中を何かの妖怪のようにテケテケついてきます。
「なんだ?こいつら」
と思っていたら、勝手に両側に座り、勝手に自己紹介をやり、勝手に飲み物をおねだりです。
その間当方に発言許可が与えられたのは、名前を聞かれたときだけ。
姉貴分と妹分という、まさにドラマのような典型的凸凹コンビでした。
(ははあ、この店でボラれた人は、この雰囲気に呑まれたんだな)
(二人掛りでこんな両側から攻められたら、ヤラれる人はヤラれるんだろうなー)
(こっちはそうはいかないぞ。ダテに歳はくってないからな)
おねだりに対しては、天井向いて一喝。(なぜ天井向いたかは、「GOGObarでNOと言う」参照)
「メダーイ」(だめ~)
飲み物攻撃はこの一言で撃退しました。
しかし敵もさるもの、第二次攻撃を用意していました。
「どの子がいい?」攻撃です。
それも二人なので、両側からはさみうち。
しかしこの両翼二人掛かりというやつ、この店(どの店か、知ってる人はもうわかったと思いますが)の得意技なのでしょうか、かなり手こずりますね。
そっぽを向くこともできないし、交互に(ときに同時に)話しかけてくるので、気が散ってしょうがない。

(実は私こんな顔なんです)
ひとときもゆっくり踊りを鑑賞させてくれません。
温厚な私ですから、しばらくはガマンしましたよ。
[diao kɔɔn si] เดี๋ยวก่อนซิ (ちょっと待ってよ)
[ディアオコーンスィ]
とか
[khoi khoi khit] ค่อยๆคิด (ゆっくり考えるから)
[コイコイキッ]
とか。
でも一向に十字砲火はやまないので、
(もしかして、飲み物をおごらないから、意地悪で邪魔してるのか?しかも二人掛かりで)
と考えたら、いかに温厚な私もついにキレました。
[man mɯɯt! mɔɔng mai hen] มันมืด มองไม่เห็น (暗くて見えねえんだよ!)
をやりました。
すると、さすが姉貴分、百戦錬磨の強者でした。負けていません。
[lɛɛu, pai ao fai chaai maa] แล้่วไปเอาไฟฉายมา (じゃあ、懐中電灯持ってくる)
(lɛɛu=じゃあ;pai ao ~ maa=~を取ってくる;fai chaai=懐中電灯)
と言い返し、席を蹴りました。
でも口だけで、二度と来ませんでした。(ホッ)
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