2015年03月06日
タイ娘に日本の連絡先を聞かれたら?
一見さんではムリですが、タイ娘とある程度親しくなると、日本の電話番号を「オ・シ・エ・テ」といわれます。
聞いてくる目的は、当然営業電話です。つまり、有望カモリストに入れてもらえたということです。行きずりの男から1段昇格したということで、これだけは喜んでいいでしょう。
ただし喜んでばかりいると手中に落ちるので、いくらスリスリされて聞かれても、過度の期待はしないように。
電話番号は、タイでしか使わない番号ならいくら教えても問題ないですが、日本の電話番号となると、なかなか難しいものがあります。うかつに教えると、後で色々問題が発生します。
たとえば、こっちが仕事中もおかまいなしに、タイからキットゥン営業電話が来ることはもちろん、ある晴れた日に突然
「今日本に着いたから迎えにきて」
という電話が来る可能性もあります。今はタイ人はノービザで簡単に来れるし、今どきのタイの子は、それくらいの金は持ってますから。
そこまでの覚悟があれば、何もいいません。お好きにどうぞ。
そこまで踏み切る勇気はないか、または踏み切りたくても踏み切れない家庭の事情があるなら、心を鬼にして断るしかないでしょう。
そこで今日は、角の立たない言い訳をやります。
相手を傷つけないためだったら、嘘も方便で、許されるでしょう。相手のためなんだからと割りきって、
「ミーミヤレーオ」(女房いるから)มีเมียแล้ว
これは、女に言い寄られたときのタイ色男の典型断り文句ですが、大いに使わせてもらいましょう。
てきめんに効きます。一番目の奥さんが何といっても一番強いので、向こうもそこはわきまえてくれるようです。不憫だと思ったら、チップを多めにはずめばいいでしょう。
■タイが出てくる小説
悪党対刑事:雨の狩人(大沢在昌)
女流の見たタイ夜遊び:マカリーポン(岩井志麻子)
この記事の元ブログ:タイ語@夜遊び篇
2015年03月01日
タイが出てくる小説―雨の狩人(大沢在昌)

プラムという日タイ混血の少女を中心に話が進むこの本、パタヤ、バンコク、新宿が舞台です。
大沢在昌といえば新宿鮫シリーズですが、それとは違ってこの本はストーリーにかなり安易なところがあるけど、タイの夜の部分が沢山出てくるので、まあ許せます―パタヤのビヤバー、ファラン(西洋人)、チンピラ、バンコクの置屋など。
タイ語でひっかかったのは、プラムが父親と再会したとき。
「クンポー」(おとうさん)
はないね。自分の父親に呼びかけるときは
「ボー」พ่อ
だけ。
タイでは軍隊上がりのファランが出てきて、パタヤのギャング団と抗争する話が挿入されます。タイ好きなら、この部分だけでも楽しめる本です。
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■よく一緒に購入されている本
タイ夜遊び小説「マカリーポン」岩井志麻子
この記事の元ブログ:タイ語@夜遊び篇 0303:1114