2011年08月25日
メーク落とした子を見ても絶句しない方法
せっかく好みのタイプ(=サペックสเปค―英語のスペックから)を見つけて、なんとかお泊りの承諾をいただいて、やっと連れ込んだと思ったら…。
承諾もなしにシャワーに行って、完全お泊り気分の子だったら化粧まできれいに落として、替え玉じゃないかと思う顔になって戻ってきます。
こんなとき絶句するしかないです。
いきのいいタイをどうやって料理しようかと考えていて、タイの代わりにスッポンが来たら、絶句するしかないですよね。
でもほんとは絶句してはいけないんです。
こんなときでもちゃんと言葉をかけて、いい方向にもっていく努力が必要なんです。
そうすれば両方幸せになれますから。
こういうことに関してはタイ人は天才的な才能を持っていますので、教えてもらいましょう。
引用はこちらからです。
タイ語で、ああでもないこうでもないと書いてありますが、要点は日本語で書いてあるところです。(タイ人の日本語なので、細かいところは目をつぶってください)
つまり絶句してないで、こんなことを言ってあげなさいということ。
日本語の下にタイ語の言い方が書いてありますが、タイ人のタイ語なので、余計なものがいろいろくっついています。でも本物のタイ語なので、上級者はがんばって覚えてください。
上級者じゃなくても安心してください。
読者サービスで、やさしく書きなおしたのを発音付きで書いておきます。
1.「化粧してたらキレイで、すっぴんはカワイイって感じだね」
แต่งหน้าก็สวยดีนะ ไม่แต่งก็ูน่ารัก
2.「日本の女優の○○に似てる!」
คล้ายกับ○○ดาราญี่ปุ่น
3.「(メイク落とすと)ホッペに触れたくなるね。肌がきれいだから。」
อยากสัมผัสแก้ม ก็ผิวสวย
4.「メイクしててもしてなくてもカワイイってどういうことだよw ちょっとは劣化しろよw」(=メイクしてもしなくてもカワイイのはなんでだよ。ちょっとはレベル下げろよw」
แต่งหน้า หรือ ไม่แต่งหน้า ก็ยังน่ารัก
まあ、物は言いようだなと感心しましたが、すべて創作ではなく、タイの若者の言い方を集めたそうです。
2.なんか、いかにもわざとらしいですが、そうだからといって躊躇するようでは、まだまだですよ。
それじゃあタイの男に負けますからね。
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2011年08月13日
刺青コヨーテに根掘り葉掘り โคโยตี้ลายสัก
(写真は本文と関係ありません)
ソイカのとある店で、一人だけ気合の入った踊りをしているコヨーテを見つけました。
(最近ご無沙汰しているので、今もいるかどうかは保証できません)
背中一面の刺青(いれずみ)が目印ですが、踊っている時は、そんなもの見えなくても手足の大きな動きですぐにわかります。
天才じゃないかと思ったのは、ポールを移動するときも気を抜かず、踊り気分を持続したままステップを踏んで移動すること。そのときの手の振りとたくましい腰の動きが、なんとも言えないのです。他のコヨーテとは雲泥の差。
(なぜそんなに上手なのかは、あとで本人に聞いて判明しました)
これだけ言えばどこの誰か、分かる人は分かるでしょうが、本人にチクられるとこっちの身が危くなるので、ここでは開示しません。
とにかくそのときは4日連続通いました。
毎日帰りに100バーツチップをあげていたら、こっちの顔を覚えてくださいました。
そのうちに舞台の上から「飲ませろ」サインを送ってくるようになりましたが、高嶺の花にしておきたいので、あえてお話はせず、チップだけにしておきました。
4日目のこと、本人が見当たらないのでママさんに聞くと、本人に電話してくれて、今車で出勤途中だと教えてくれました。
それと聞きもしないのに、あの子は母親と一緒に住んでるよと教えてくれました。(よっぽどスケベオヤジに見られて、予防線を張られたのかも知れないです)
ジリジリと待つうちにご本尊の到着です。
ママさん、
「あのスケベオヤジ、ずっと待ってるわよ」
多分こんなことを申し送りしています。
ずっと高嶺の花にしておきたかったのですが、店ぐるみの攻勢に耐えきれす、呼んで話をすることになりました。
間近で拝顔すると、やはり高嶺の花にしておいて、摘まないでおけばよかったというレベルでした。耳以外の場所にピアスをしているのですが、むしろしない方が好印象ではないかと思われました。
しいて言えば、カボチャにはピアスをさすより、ささない方がいいだろうという、それと同じような意味合いです。
自分でも
「美人じゃないから」
と言ってたので、わかっているようですが、
「そうだね」
と言うわけにもいかず、
「かわいいよ」
と言ってあげました。言うだけタダですから。
目が悪いと、遠くの女は皆美人に見えるという特技が備わるのですが、こういうときは困るんですよ。
しょうがないから、お顔20%、背中の刺青80%の割合で見せてもらうことにしました。
刺青はなかなかの物でしたから。
「ラーイサック ニヤ ループアライナ」 ลายสักนี้ยะรูปอะไรนะ (この刺青、何の絵?)
「ループチンチョク」 รูปจิ้งจก (ヤモリの絵)―本当は違うのですが、個人情報保護の観点からぼかしてあります。
刺青をしている子は多いですが、背中一面の巨大なヤモリは、そうざらにはお目にかかれないので、
「ニー フィームー クライア」 นี่ฝีมือใครอ๊ะ (これ、誰の作品なの)
「フィームーポー」 ฝีมือพ่อ (お父さんの)
エエエッ!!!どんなお父さんだ???
よくよく聞くと父親は刺青師で、それでやってもらったそうです。
父親が娘に墨を入れるというのはタイでは普通なのかどうかはわかりませんが、そう言われてみると、刺青にありがちな鎧をまとったような雰囲気はなく、父親の愛情がこもったような、優しい表情の刺青でした。
ママさんが言ってた「母親と一緒に住んでる」話をツッこんでみたら、両親は離婚したそうで、話のつじつまは合いました。
それから、なぜそんなに踊りが上手なのかも聞いてみました。
「タンマイ ダンシングケン ヤンギイ ラ」
ทำไมแดนซิ่งเก็งยังงี้ละ
「リエンチョブ ナンたらカンたら」 เรียนจบ...
タイ舞踊の学校を出たそうで、なんだか由緒ありそうな学校の長たらしい名前を教えてくれましたが、ホーガンカー หอการค้า (商工会議所大学)までしか知らない私には聞き取れませんでした。
日本でいえば国立劇場〇〇養成所的な学校のようです。(ドヤ顔から類推)
やはり本式に習うと腰の入れ方から違うんだなと実感しました。
もし腰の入ったいい踊りをする子がいたら、どうしてそんなに上手なのか聞いてあげてください。
きっと聞かれたくてウズウズしている筈です。
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