2014年02月20日
路線転換したナナプラザのストラップスStraps
愛読しているジャンメダイさんのブログで、ナナプラザのストラップスがレディボーイの店になったと聞きました。(2014年2月)
ストラップスが出来た時から見守っている私としては、これはほっておけない事件です。早速見に行きました。
いつも通りの2階左の袋小路の奥の店に入ると、全員黒ビキニのダンサーが6人ほど踊っていました。
可愛い小柄な子が、ニコニコ顔でこっちを見つめてきます。
本物の女の子なら、一見のこんな不細工なオヤジに、これほど嬉しそうな顔は地球が100回回ってもしてくれないです。その可愛さも、どこかあやしい、あぶなげな可愛さでした。
(やっぱりそうか…)
一人大柄でスタイルのいい子は、番長格らしく、大きな声で休憩中の子としゃべっています。それが典型的なLB声なので、すぐわかりました。
小柄な子は皆可愛かったです。
ただどっちなのか確信の持てない子も、何人かいたことは確かです。
念のため、太ったママに聞いてみました。
「ニー ラーン レディボーイ マイ?」 นี่ร้านLadyboyไหม (ここLBの店なの?)
「マイチャーイ!」(違うわよ!)
激しく否定されました。
逆に疑惑がわいてくるような激しさでした。
(なんで?)
帰りがけ、休憩中の小柄な子がちょっかい出してきたので、直接聞いてみました。
「レディボーイマイ?」(LBなの?)
「プージン!」 ผู้หญิง (女よお!)
と言いながら証拠のつもりの物を、強制的に見せてくれました。
黒い海草の中には何もありませんでしたが、それは証拠にならないしね。
人の話では、改造の出来ばえがいいと、どこまで見てもわからないというし。
その可愛い子も、声でばれてるのに、必死で否定します。
店ぐるみで、みんなで必死になって否定する店でした。
ホテルに帰って、ゆっくり考えてみました。
LB目当てで来る客はわざわざLBかどうか聞いたりしないだろうし、聞いてくる客は半信半疑なんだから、あわよくば騙してやろうという魂胆なのでしょう。
それにしても上から下まで店ぐるみで騙そうとする一貫した姿勢は、好感を持てるほどの徹底ぶりでした。まあ騙し騙されは浮かれ街のつねだしね。
ストラップスの唯一の弱点は立地の悪さでしたが、LB店なら固定客と口コミで立地の悪さはカバーできるし、逆に人目を避ける地の利ともなるし、弱点を逆手にとって果敢に路線転換したストラップス!なかなかやるなあ。
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Posted by Chaiya at 18:57│Comments(0)
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